CATEGORY:サクラソウ科
2022年12月25日
カラタチバナ


●カラタチバナ(Ardisia crispa (Thunb.) A.DC.)
サクラソウ科ヤブコウジ属
・葉の形 卵形~披針形
・葉のはえ方 互生
・葉縁 全縁・鋸歯縁
・花期 7~8月
・両性花
東北~沖縄の暖温帯に自生する。庭木や鉢植えに用いられる。
別名を「ヒャクリョウ(百両)」とされ、センリョウ(Sarcandra glabra (Thunb.) Nakai)、マンリョウ(Ardisia crenata Sims)と並んで、冬に赤い実をつける縁起のいい植物として知られる。
葉身長は10~20cm、葉柄は0.5~1cmになる。
表面は濃緑色で光沢があり、裏面は淡緑色。
葉縁には波状の鋸歯がつき、鋸歯の間に腺点が見られる。
葉縁から花序を付け、白色の花を10個ほどつける。花冠は5裂する。
果実は球形の核果で、赤く熟す。
小低木で、10~70cmになる。