CATEGORY:ヒガンバナ科
2022年10月03日
ナツズイセン


●ナツズイセン(Lycoris x squamigera Maxim.)
ヒガンバナ科ヒガンバナ属
・葉の形 線形
・葉のはえ方 根出
・葉縁 全縁
・花期 8~9月
・両性花
中国原産で、日本国内でも全国で見られ、特に山野や草地、道端に生える。全草が有毒。
スイセンに似た葉をもち、夏に花が咲くことから名付けられた。
また、花期に葉がないことから別名「ハダカユリ」とも呼ばれる。
ヒガンバナにも似るが、ヒガンバナは花後に葉が展開するのに対し、本種は葉が枯れたのちに開花する。
葉身長は20~30cmになる。春に展葉し、開花前には葉が枯れる。
葉が枯れた後、花茎を伸ばし、6~8cmの6弁花を数個、散形状に咲かせる。
花は淡紅色で、果実は通常できない。
草丈は50~70cm。