CATEGORY:ヒガンバナ科
2023年06月11日
サフランモドキ

●サフランモドキ(Zephyranthes carinata Herb.)
ヒガンバナ科サフランモドキ属
・葉の形 線形
・葉のはえ方 根生
・葉縁
・花期 6~10月
・両性花
中南米原産で、江戸時代に渡来した。
当初は意図せず渡来したが、見栄えが良く栽培も容易だったため、盛んに栽培されるようになり逸出した本種が各地で見られるようになった。
はじめはサフラン(Crocus sativus L.)と誤認されていたが、明治時代に入ってサフランでないことが分かり現在のような和名となった。
全草に有毒成分を含む。
葉身長は15~30cm。葉は緑色で、基部が茶褐色を帯びる。3~6枚が叢生する。
葉は常緑性だが、寒さに当たると地上部が枯れることがある。
花は6cm程度で上向きに咲き、桃色の花被片が6裂する。
果実は蒴果。
草丈は20~30cm。