CATEGORY:アカネ科
2023年07月10日
ヘクソカズラ



●ヘクソカズラ(Paederia foetida L.)
アカネ科ヘクソカズラ属
・葉の形 楕円形~卵形
・葉のはえ方 対生
・葉縁 全縁
・花期 7~9月
・両性花
日本全国で見られ、草地やヤブに生える。
葉を傷つけた時に悪臭がすることから名付けられた。
一方、花の可憐さから「サオトメカズラ(早乙女葛)」、花の赤い模様がお灸に見えることから「灸花(ヤイトバナ)」とも呼ばれる。
葉身長は4~10cm2~5cmの葉柄をもつ。
葉腋から集散花序を付け、釣鐘型の花を数個咲かせる。
花は白色で、中央が紅紫色になる。
果実は球形の核果で、10~1月に黄褐色に熟す。
つる性多年草で、植物やフェンスなどにからまるが、からまった植物を枯らすほどは密生しない。