CATEGORY:ヒノキ科
2024年05月14日
コウヨウザン


●コウヨウザン(Cunninghamia lanceolata (Lamb.) Hook.)
ヒノキ科コウヨウザン属
・葉の形 線形
・葉のはえ方 らせん状
・葉縁 鋸歯縁
・花期 4月
・雌雄同株
中国原産。江戸時代に渡来し、公園樹、社寺植栽に用いられる。
また、成長が非常に早く、シロアリの害にも強いため、原産地では重要な建築用材とされている。
葉身長は3~7cm、葉先は尖り触れると痛い。
表面は光沢があり、裏面には白い気孔帯が2本見られる。
展葉と同時に開花し、雄花は黄褐色の円筒形で、枝先に房状に多数つく。
雌花は淡い紅色の楕円形で1~4個枝先につく。
果実は球形で10~11月ごろに褐色に熟す。
高木で、10~25mになる。