CATEGORY:アヤメ科
2021年07月05日
ヒメヒオウギズイセン



●ヒメヒオウギズイセン(Crocosmia x crocosmiiflora (Lemoine) N.E.Br.)
アヤメ科ヒオウギズイセン属
・葉の形 披針形
・葉のはえ方 根生
・葉縁 全縁
・花期 6~8月
・両性花
南アフリカ原産。観賞用として渡来し、全国で野生化した本種が見られる。
荒れ地や日陰、乾燥地や湿地等、環境を問わず生育する。
その繁殖力の強さから、条例で栽培が禁止されている地域があるほど。
ヒオウギズイセン(Crocosmia aurea (Pappe ex Hook.) Planch.)とヒメトウショウブ(Crocosmia pottsii (Baker) N.E.Br.)を交配してつくられた園芸品種。
葉身長は30~100cmで、ひとつの茎に葉が5~8枚つく。
花茎は80cm程に直立し、3~5つに分岐しそれぞれに穂状花序をつける。
ひとつの花序には12~20の花をつける。
花は直径3~5cmで6裂するが、基部は合着し筒状になる。花は橙色~深紅色。
果実は球形の蒴果。種子は球形の黒色だが、稀にしかできない。
草丈は0.5~1mになる。多年草で、地下茎で広がる。