CATEGORY:バラ科
2021年05月26日
ビワ





●ビワ(Eriobotrya japonica (Thunb.) Lindl.)
バラ科ビワ属
・葉の形 披針形~倒卵形
・葉のはえ方 互生
・葉縁 鋸歯縁
・花期 11~1月
・両性花
中国原産で、奈良時代頃には生活の中にあったとされる。
関東~沖縄の人家周辺に野生化し、暖地で果樹や庭木に用いられる。
栽培は暖地に限られていたが、近年は品種改良により積雪に耐える品種も出てきた。
葉身長は15~25cm、葉柄は0.3~1.5cmになる。
葉の表面は無毛で、光沢があり、裏面は褐色の毛が密生する。
10~20cmの円錐花序を付け、白色の花を多数つける。
花は1cm程の5弁花で、強い芳香がある。
果実は偽果で、ナシ状果。6月ごろ黄橙色に熟し、食用にされる。
小高木で、3~8mになる。樹皮は灰褐色。