CATEGORY:ツツジ科
2025年03月11日
アセビ



●アセビ(Pieris japonica (Thunb.) D.Don ex G.Don subsp. japonica)
ツツジ科アセビ属
・葉の形 倒披針形~長楕円形
・葉のはえ方 互生
・葉縁 鋸歯縁
・花期 3~5月
・両性花
東北~九州に自生。庭木や公園樹に用いられる。
木全体に毒性があり、動物が食べると、酔ったように足が痺れふらふらになることから、和名を漢字で、「馬酔木(アセビ)」となる。
この足の痺れからとって、「足痺れ」から和名が付けられたとされる。
葉身長は4~9cm、葉柄は2~7mmになる。縁の鋸歯は浅く、少し波打つ。
表面の主脈上に短毛がつき、裏面は無毛。
3~5月に、枝先の葉腋から10~15cmの円錐花序を出し、白~薄紅色の花を多数咲かせる。
花は壺型で下向きに咲くが、実は上向きにできる。
花期は3~5月だが、開花後にすぐに翌年の花芽の準備をはじめ、7月頃にはすでに蕾を付けている。
低木~小高木で、1~6mになる。灰褐色で、縦に割れ、ねじれている。