CATEGORY:バラ科
2025年03月12日
カンヒザクラ


●カンヒザクラ(Cerasus campanulata (Maxim.) Masam. et S.Suzuki)
バラ科サクラ属
・葉の形 卵形~楕円形
・葉のはえ方 互生
・葉縁 鋸歯縁
・花期 1~4月
・両性花
中国~東南アジア原産。沖縄県では野生化した本種が見られる。
かつては「ヒカンザクラ」と呼ばれていたが、「ヒガンザクラ」と混同してしまうことからこちらの名前が広まった。
本種を交配親として、カワヅザクラなど多くの栽培品種が生まれている。
葉身長は8~13cm、葉柄は0.5~1.5cmになる。
葉の付け根に蜜腺が2つ見られる。
展葉に先駆けて開花し、散形花序に2~4輪花をつける。
花弁は緋色~濃桃色で、釣り鐘型の花を下向きに咲かせる。花は平開せず、半開き。
花は花びらで散らず、花ごと落ちる。
果実は卵形の核果。
小高木で、3~8mになる。樹皮は黒褐色。