CATEGORY:クスノキ科
2021年12月22日
カゴノキ



●カゴノキ(Litsea coreana H.Lév.)
クスノキ科ハマビワ属
・葉の形 披針形~楕円形
・葉のはえ方 互生
・葉縁 全縁
・花期 8~9月
・雌雄異株
東北~沖縄の暖温帯に自生。
葉身長は7~13cm、葉柄は0.8~1.5cmになる。
表面は暗緑色で光沢があり、裏面は灰白緑色。クスノキ科特有の香りはやや弱い。
葉腋に散形花序をつけ、黄緑色の花を3~4個咲かせる。花序は無柄。
果実は7~8mmの球形で、開花翌年の夏に赤く熟す。
高木で、7~20mになる。樹皮は灰褐色~灰黒色で、ところどころが薄片となって剥がれ落ちる。
樹皮の様子が鹿の子の斑模様に似ることから名付けられた。