CATEGORY:ツツジ科
2022年04月17日
ウンゼンツツジ


●ウンゼンツツジ(Rhododendron serpyllifolium (A.Gray) Miq. var. serpyllifolium)
ツツジ科ツツジ属
・葉の形 楕円形~倒卵形
・葉のはえ方 互生
・葉縁 全縁
・花期 4~5月
・両性花
静岡県以西~九州の温帯に自生する。
名前は長崎県の雲仙岳に由来するが、雲仙岳には自生しない。
葉身長は0.5~2cm、葉柄は0~2mmになる。
表面は緑色で、裏面は灰白緑色。主脈上と葉柄、若い枝には扁平な剛毛が散生する。
葉には、春に出て秋に落葉する春葉と、夏から秋に出て越冬する夏葉があるが、違いはあまり無い。
春葉の方がやや大きく、先端が尖る。
淡紅紫色の花を枝先に単生する。
花は1~1.5cmで、5中裂し上部に紫色の斑点が複数付く。
低木で、0.5~1.5mになる。