CATEGORY:ツツジ科
2023年04月04日
ヒカゲツツジ



●ヒカゲツツジ(Rhododendron keiskei Miq.)
ツツジ科ツツジ属
・葉の形 楕円形~披針形
・葉のはえ方 互生
・葉縁 全縁
・花期 3~5月
・両性花
日本固有種で関東以西に自生し、山地の岩場や水辺に生息する。
自生地では日陰に多く見られることから名付けられたが、日向の方が花付きがいい。
別名「サワテラシ(沢照らし)」で、沢沿いに生息する姿に由来する。
葉身長は3~8cm、葉柄は0.2~0.4cmになる。
表面は濃緑色で、裏面は淡黄緑色。
両面に毛が生え、特に裏面には毛が密生する。
花は枝先に2~4個まとまってつき、4~5cmの5裂する漏斗型。
花冠は淡緑色で、側内面に濃緑色の斑点がつく。
果実は蒴果で、1~2cm程度の円柱形。
低木で、1~2mになる。