CATEGORY:ツツジ科
2022年04月21日
ミツバツツジ


●ミツバツツジ(Rhododendron dilatatum Miq. subsp. dilatatum var. dilatatum)
ツツジ科ツツジ属
・葉の形 卵形
・葉のはえ方 互生(輪生?)
・葉縁 全縁
・花期 3~5月
・両性花
北海道~九州の温帯に自生。庭木や公園樹に用いられる。
多くの近縁種があり、それらと区別するため本種を「ホンミツバツツジ」とすることもある。
葉身長は4~8cm、葉柄は5~15mmになる。やや葉縁が波打つ。
葉は枝先に3枚が互生(輪生)し、やや葉縁が波打つ。
葉は秋に赤褐色に紅葉する。
展葉に先立って開花し、枝先に2~3個の紅紫色の花を咲かせる。
花冠は5裂し、内側の上部に斑点がつく。
果実は円柱形の蒴果で、10月頃熟すと裂開して種子が飛び出る。
低木で、1~3mになる。樹皮は灰黒色で、株立ち状になる。
多くの近縁種があるが、本種は雄しべが5本で、その他は10本であることで見分けられる。