CATEGORY:マメ科
2024年06月10日
トウコマツナギ


●トウコマツナギ(Indigofera bungeana Walp.)
マメ科コマツナギ属
・葉の形 奇数羽状複葉
・葉のはえ方 互生
・葉縁 全縁
・花期 5~7月
・雌雄同株
中国原産。
緑化資材として導入され、各地で野生化した本種が見られる。
奇数羽状複葉で、長さは4~10cm、葉柄は0.4~2cmになる。小葉は3~4対で、稀に2対、5対が見られる。
小葉は楕円形で、長さ0.5~3cmになる。
葉腋に長さ4~10cmの総状花序をつけ、淡紅紫色の蝶形花を密に咲かせる。
果実は、2~2.5cmの豆果。
低木で、0.4~4mになる。
似た植物に在来種のコマツナギ(Indigofera pseudotinctoria Matsum.)があるが、こちらは丈が低く幹が細い。
しかし、交雑種もみられ、見分けることは難しい。