CATEGORY:マキ科
2021年06月21日
イヌマキ



●イヌマキ(Podocarpus macrophyllus (Thunb.) Sweet f. angustifolius (Blume) Pilg.)
マキ科マキ属
・葉の形 線形
・葉のはえ方 互生
・葉縁 全縁
・花期 5~6月
・雌雄異株
関東~沖縄に自生し、沿海の常緑樹林内に見られる。庭木や生垣、公園樹に用いられる。
葉身長は4~15cm、葉柄は0~6mmになる。
葉の表面は深緑色で、裏面は淡緑色になり、螺旋状に互生する。
雄花は淡黄褐色の円柱形で、葉腋に3~5個ずつ束生する。
雌花は葉腋に単生する。
果実は1cm程のいびつな球形で、基部には肉質の果床がつく。
果実は10~11月ごろに熟し、果実は粉白を帯びた緑色となり、果床は赤紫色に変わる。
果床は可食だが、種子は毒性がある。
高木で、5~20mになる。樹皮は灰白色で、縦に細かく剥がれる。
木材として優れた樹木を「真木(マ)」と呼んでいたのに対し、本種は真木に比べて材がやや劣ることから区別して「イヌマキ(異ぬ真木)」と呼ばれた。
真木と呼ばれる樹木にはスギ(Cryptomeria japonica (L.f.) D.Don)、ヒノキ(Chamaecyparis obtusa (Siebold et Zucc.) Endl.)、コウヤマキ(Sciadopitys verticillata (Thunb.) Siebold et Zucc.)などがある。