CATEGORY:モクセイ科
2023年02月06日
オウバイ


●オウバイ(Jasminum nudiflorum Lindl.)
モクセイ科ソケイ属
・葉の形 三出複葉
・葉の付き方 対生
・花期 2~4月
・葉縁 全縁
・両性花
中国原産で江戸時代に渡来した。庭木や鉢植えに用いられる。
別名「ゲイシュンカ(迎春花)」で、
葉は三出複葉で、枝の基部では単葉となる。
葉柄は3~10mm。小葉は卵形~披針形で、0.5~2.5cmになる。葉は緑色で、葉縁付近に毛が生える。
展葉に先立って開花し、花は2~3cmの筒状で、黄色い6弁花。葉腋に単生する。
ウメに似た黄色い花を咲かせることから名付けられたが、香りはほとんどない。
果実はほとんどできない。
低木で、0.5~2mになる。
近縁にオウバイモドキ(Jasminum mesnyi Hance)があるが、こちらは葉や花が本種より大きく、常緑性。花冠が6~10裂し八重咲きのように見えることが多い。