CATEGORY:モクセイ科
2022年05月26日
トネリコ



●トネリコ(Fraxinus japonica Blume ex K.Koch)
モクセイ科トネリコ属
・葉の形 奇数羽状複葉
・葉のはえ方 対生
・葉縁 鋸歯縁
・花期 4~5月
・雌雄異株
東北~中部地方の冷温帯に自生。公園樹に用いられるほか、刈り取った稲を干す「稲架木(はさぎ)」として水田のそばに植えられる。
樹皮につくイボタロウムシが分泌する蝋物質からつくる蝋を、戸の滑りをよくするために用いたことから「トニヌルキ」とされ、転じて「トネリコ」となったとする説。
樹皮を煮出してできるニカワを、墨に混ぜて写経に用いたことから「共練濃(トモネリコ)」とされ、転じて「トネリコ」となったとする説がある。
別名で「トモ」と呼ばれる。また、近縁のシマトネリコ(Fraxinus griffithii C.B.Clarke)と区別するため「サトトネリコ」と呼ばれることもある。
葉身長は20~40cm、小葉は楕円形で2~4対あり、長さ5~15cm、葉柄は3~10mmになる。
葉は対生するが、枝先に密につくため分かりづらい。
葉の展開と同時に開花し、円錐花序をつけ花弁のない白色の花を多数咲かせる。
果実は3~4cmの翼果で、下垂するように多数つく。10月ごろに褐色に熟し、風によって散布される。
高木で、5~25mになる。樹皮は暗灰色で、縦に割れ目が入る。