CATEGORY:ニシキギ科
2024年07月26日
ツリバナ
●ツリバナ(Euonymus oxyphyllus Miq. var. oxyphyllus)
ニシキギ科ニシキギ属
・葉の形 卵形~長楕円形
・葉の付き方 対生
・花期 4~6月
・葉縁 鋸歯縁
・両性花
北海道~九州に自生。庭木に用いられる。
葉身長5~12cm、葉柄は3~6mmになる。両面無毛。葉先は長く尾状に伸びて尖る。
当年枝は緑色で、古い枝は紫褐色になる。
花は、当年枝の基部の葉腋や芽鱗痕わきに出る集散花序に多数つく。約3~6mmの黄緑色で、花弁は5枚で下垂する。
果実は、約1cmの球形の蒴果で、10~11月ごろに紫紅色に熟す。
低木~小高木で、2~5mになる。樹皮は灰褐色になる。
果実は有毒。
近縁種のマユミ(Euonymus sieboldianus Blume)とよく似るが、マユミの蒴果は熟すと4つに割れるが、本種は5つに割れることから見分けられる。