CATEGORY:ミズキ科
2020年06月05日
ミズキ
●ミズキ(Cornus controversa Hemsl. ex Prain)
ミズキ科ミズキ属
・葉の形 広卵形~広楕円形
・葉のはえ方 互生
・葉縁 全縁
・花期 5~6月
・雌雄同株
北海道~九州の温帯に自生。谷沿いなど、水分条件のいい場所によく自生する。
葉身長は8~20cm、葉柄は2~8cm。葉の先端が短く突き出て、葉縁は波打つ。
葉の裏面に目立たない程度の短い毛が散生するが、次第に無毛になる。
高木で、10~20mになる。
枝張りが水平方向に面状に広がり、階段状になる。このことから、別名「テーブルツリー」。
枝先に散房花序をつけ、小さな白い花を密につける。
樹皮は灰褐色で、縦に浅い溝できる。
名前は、樹液が多く、春先に幹や枝を切ると樹液がしたたり落ちてくることから。水の木の意。
近縁種クマノミズキとよく似るが、葉や枝が対生する点、ミズキの1か月程度後に遅れて開花する(6~7月頃)点で見分けることができる。