CATEGORY:ムクロジ科
2023年04月01日
ハウチワカエデ



●ハウチワカエデ(Acer japonicum Thunb.)
ムクロジ科カエデ属
・葉の形 掌状
・葉のはえ方 対生
・葉縁 鋸歯縁
・花期 3~6月
・雌雄同株
日本固有種で、北海道~本州の冷温帯に自生する。
国内のカエデ類で最大の葉をもつ。
葉身長は7~14cm、葉柄は2~4cmで葉身の1/2~1/4になる。
葉は9~11裂する分裂葉。
散房花序をつけ、暗紅紫色の花を10~15個咲かせる。
果実は翼果で、7~9月に熟して水平~鈍角に開く。
小高木~高木で4~12mになる。
樹皮は灰青色~灰褐色でなめらかだが、老木になると剥がれやすくなる。
近縁種のコハウチワカエデ、ヒナウチワカエデ、オオイタヤメイゲツとよく似るが、以下の点で見分ける。
・ハウチワカエデ(Acer japonicum Thunb.)
葉柄が葉身の1/2~1/4。葉表に粗毛が生え、葉裏の基部、脈腋に毛が生える。葉柄には白い軟毛が生える。
・コハウチワカエデ(Acer sieboldianum Miq.)
葉柄が葉身の2/3~同長。葉裏には毛が多く生え、葉柄にも白い綿毛が生える。
・ヒナウチワカエデ(Acer tenuifolium (Koidz.) Koidz.)
葉柄が葉身の1/3~同長さ。葉裏の脈腋に毛がわずかに残り、葉柄は無毛。葉の切れ込みの基部に隙間ができることが多い。
・オオイタヤメイゲツ(Acer shirasawanum Koidz.)
葉柄が葉身の2/3以上。葉表と葉柄はほぼ無毛。葉裏の基部、脈腋に毛が生える。